役員報酬と利益余剰金の考え方〜オーナー社長、中小企業編〜

経営論

今回も当ブログに来て頂きありがとうございます!

今回は役員報酬と利益余剰金について!のお話を致します!

一言で役員報酬と言っても社員の給与とは扱い方が違います。

そして、役員報酬はオーナー社長で有れば自分で決められるものであります。

しかし、この決め方を誠実にやっていかないと事業の成長や、社員の満足度の妨げになるので、慎重にやっていかなければいけません。

そんな役員報酬についてお話して行きたいと思います。

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それでは行ってみましょう!

役員報酬と社員給与の違いとは?

役員報酬とは役員に支払われる報酬の事。

1人役員ならば、自身で決めれば良いのですが、複数人数いる場合は、役員会を開き決算月以降3ヶ月以内に決めないといけません。

役員の賞与、ボーナスも同じく、この3ヶ月以内に決定しなければいけません。 

その他月にも報酬の変更は出来ない事は無いのですが、経費計上出来なくなる為、

会社にとっては税金を多く払う事になるので、この3ヶ月以内に決定すると良いでしょう。

社員の給与はいつでも変更出来ますが、役員報酬報酬は翌年の経営状態をしっかりと予測して、決めていかなければいけません。慎重に決めて行きましょう。

役員報酬と利益余剰金どちらで貯めるのが良いのか?

役員報酬、社員の給与は税金、保険料等は変わりはありません。

所得税、住民税、厚生年金、社会保険料、報酬の金額によって変動します。

報酬が高くなれば高くなるほど金額が上がりますので、当然会社への負担も大きくなります。

所得税は5%から45%、住民税は10%、社会保険、厚生年金は18.30%で会社との折半。。。

例えば年収500万円だと所得税20%、住民税10%、社会保険10%〜12%の会社との折半、厚生年金18.30%会社との折半。

所得控除等、色々な控除があったとしてもなかなかのボリュームですよね。

これを考えると、会社の法人税は中小企業で有れば法人税20%のみ!!

経常利益800万円以下だとその税率なんですよね。所得税のみの金額で収まるんです。

なので、

会社に利益余剰金として残す方が資金は残りやすい形になります。

むしろオーナー会社ならば、自身の家の一部を倉庫や、事務所。社宅にしても良いと思います。

携帯、車、様々なものを役員報酬から払うのではなく、会社で使用するものであれば会社経費にした方がより資金が残りやすいので、仕事に関わるものはなるべく経費で落とすと良いと思います。

しかし、あくまで仕事に関わるものだけ!

ここをしっかりと考えて行かないと後々問題になりますから税理士さん等に確認しながら決めていく事をオススメ致します。

予算を決めて、資金を使い分ける!!

会社はお金をただ貯めていても意味を持ちません。

なので、会社に資金を残すとして、この資金を働かせなければ会社は良くなって行きません。

非常事態に備えておく資金、設備投資資金、人的投資等、会社成長に欠かせないものに投資する、またはその準備をして行く事が大切になってきますよね!

その時のためにセーフティー共済等、非課税保険もあるのでしっかりと予算決めをして使う準備をして行きましょう。

当社も今使う投資資金と未来に使う予定の資金をしっかり予算を決めて会社を成長させていく予定です。

共に頑張って行きましょう!

今日も最後まで見て頂きありがとうございました!

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